投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 27 日 19:21:04:
09/26 23:39 「ビンラディン氏を目撃」 北部同盟側が言明 外信169
【ジャボルサラジ(アフガニスタン北部)26日共同=及川仁】
アフガニスタンの反タリバン勢力「北部同盟」のアブドラ外相は二
十六日、米中枢同時テロの最重要容疑者とされるウサマ・ビンラデ
ィン氏が二十五日にアフガン東部のジャララバードで目撃されたと
言明した。
具体的な情報源などについては明らかにしなかった。アフガン北
部パンジシール渓谷南部の拠点ジャボルサラジで共同通信などに語
った。
北部同盟のババジャン将軍は二十五日、ビンラディン氏はアフガ
ン南部カンダハルを中心にタリバン支配地域を移動していると指摘
していた。
ジャララバードはパキスタン国境に近く、米国の軍事作戦の準備
が進む中、ひそかに出国準備を進めている可能性もある。
インタファクス通信は二十六日、北部同盟のアセフィ駐ロ大使が
ビンラディン氏の居場所を把握、この情報を米国などに提供する用
意があると述べたと報じていた。
アブドラ外相はまた「すべてのレベルで米側とのコンタクトが増
えている」と述べ、北部同盟側が「新たな状況」について米側に逐
次伝えていることも明らかにした。
外相はまた、現在のタリバンの兵力について「アフガン人約三万
人、パキスタン人やアラブ人を含めても計約六万人」と指摘、大規
模な兵士動員の能力はないと言明した。
(了) 010926 2339
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