投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 25 日 21:01:37:
09/25 08:55 空港職員の犯歴調査を実施 内部協力者を洗い出し 外信35
【ワシントン24日共同】米連邦航空局(FAA)は二十四日、
安全管理上重要な施設に入る可能性があるすべての空港職員に対し
、犯罪歴や職歴、正規の身分証明書を持っているかなどのチェック
を行うよう指示した。十一日に乗っ取られた四機のほか、当日飛行
する予定だった航空機の機内からナイフが発見され、空港内に乗っ
取り犯の協力者がいた可能性が浮上したための措置。
全米の空港では事件以来、乗客の手荷物検査などを強化している
。FAAは二十四日、乗客に対し、写真付きの身分証明書の携行や
時間に余裕を持って搭乗手続きを始めるよう求める声明を発表した
。
国防総省に近いロナルド・レーガン・ナショナル空港は依然閉鎖
されたままで、発生後二週間たっても、事件は米国の航空に大きな
影響を与えている。
FAAは事件後、武装した保安官を飛行機に搭乗させる措置を始
めたが、米国とカナダのパイロット協会はこの日「すべての飛行機
に搭乗させるには(保安官の)人員が足りない」として、パイロッ
ト自身が武装することを認め、ハイジャック防止のための訓練を充
実させるよう政府に求めていくことを明らかにした。
(了) 010925 0855
[2001-09-25-08:55]