投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 25 日 18:51:05:
テロ事件後、ニューヨーク市内の犯罪が激減している。警備や交通整理のため街には警察官があふれ、ストリートギャングたちも身動きがとれないためらしい。みぞうの事件がもたらした皮肉な「治安向上現象」だ。
ニューヨーク市警によると、テロがあった週の1週間に市内で起きた窃盗、暴行などの犯罪発生件数は2543件で、前年の同じ週に比べ34%も減った。市内5地区すべてで減少し、世界貿易センタービルのあった地区では59%も減っている。
中心街ではブロックごとに夜通し警察官の姿が見られる。週末でもたむろする若者が減り、タイムズスクエア周辺でも深夜はほとんど人通りがない。画材店を営むシャミール・マルキさんは「これだけ警察官が多ければ、夜道も全然怖くない」と話す。
市警では犯罪数激減の理由について説明していないが、市民からは「テロの大きさに比べ、細かな被害を届けるのをはばかった人が多かった」という見方も出ている。
市長側近のカート・リッターさんは「みんなが団結してこの危機を乗り切ろうと頑張っている。犯罪者もそれを感じているのでは」と話している。
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