投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 25 日 18:27:27:
【ニューヨーク24日=勝田誠】
国連のコフィ・アナン事務総長は24日の国連総会で、「テロとの長期戦に世界的な正当性を与えられるのは国連だけだ」と述べたうえ、10月1日から3日前後の日程で開催予定の国連総会・テロ対策集中討議を通して、加盟国がテロ防止・抑止に関する12の国際協定を批准、発効させるよう促した。これは国連を中心に“反テロ連合”を形成するよう訴えたものだ。アナン事務総長はさらに、同時多発テロ事件により、国連の優先課題が決定的に変わったとし、「(今回のテロ事件は)1都市1国家を標的にしたのでなく、全加盟国と、それらが共有する価値観すべてに対する攻撃だった」と強調した。
アナン提案に対し、各国代表は賛意を表明したものの、イワノフ・ロシア外相は、今後予想される米国単独の軍事行動などについて「国際法違反になりかねない」と指摘し、けん制した。
(9月25日14:09)