投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 25 日 11:41:52:
英米でテロリストによる空中散布が計画されていた疑いが強まっている。
元ロンドン在住でFBIに逮捕された容疑者は、農薬散布機のマニュアルを所持していたとされる。また、死亡したハイジャック犯の1人がテロ攻撃の前、米国フロリダ州で農薬に関して質問を浴びせていたとの証言が寄せられている。
11日のテロ事件以来、米国では30の大都市近郊で農薬の空中散布が禁止されている。
空からのガス攻撃に備えてか、ニューヨークでは軍事用品店でガスマスクの売り上げが急激に伸びているといわれる。英国でもウースターシャー州の店舗でここ数日、600個のガスマスクが売れたという。
一方、原子力施設でも警備強化の声が高まっている。原子力施設を破壊されたら放射能によって大勢の命が奪われるとして、万が一に備えて、飛行機を打ち落とせるような設備を整える必要があると訴える科学者もいる。
施設では、ハイジャックされたジャンボジェットが突入した場合、化学物質セシウム137が2トン大気中に拡散すると懸念されている。これは86年に約2キロのセシウムが漏れた、ソ連で起きたチェルノブイリの原発事故を大きく上回るもので、大惨事となるばかりでなく、何十年にもわたって地域一帯が居住不可能になる。
英核燃料会社(BNFL)では、原子力施設は飛行機が突入しても壊れないとしているが、「軽飛行機や軍用機の衝突には耐えられても、民間ジェット機の衝突には耐え切れない」と指摘する関係者もいる。