投稿者 MIROKU 日時 2001 年 9 月 25 日 11:08:22:
【カイロ20日=小森保良】米捜査当局が公表している同時多発テロの容疑者リストに対し、アラブの新聞が疑問を投げかけ続けている。
サウジアラビアの英語紙「アラブニュース」は、ペンシルバニア州に墜落したユナイテッド航空93便の乗っ取り犯の一人とされるサイード・アルガムディ氏が、チュニジアの首都チュニスに滞在していると報じた。
同紙やアラビア語紙「アッシャルクアルアウサト」(ロンドン発行)によると、本人と電話で連絡が取れた。テロ発生時にはパリにいたという。同氏はサウジアラビア国籍で、チュニジアの航空会社で副機長として勤務している。米国フロリダ州で操作訓練を受けたことがあるため、疑われたのではないかとしている。
報道によると、世界貿易センタービルに突っ込んだアメリカン航空11便に乗っていたとされるアブドルアジズ・アルオマリ氏もサウジアラビアの首都リアドに在住しており、事件には無関係だという。同氏は米国コロラド州に留学していた95年にパスポートを紛失しており、犯人たちが利用した可能性があるという。