投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 25 日 11:02:24:
米国での同時多発テロの黒幕とされるオサマ・ビンラディン氏が24日、カタールの衛星テレビ局「アルジェジーラ」にファクスで声明文を送り、アフガニスタンへの攻撃準備を進めている米国を「十字軍」になぞらえ、パキスタンのイスラム教徒に「ジハード(聖戦)」を呼びかけた。声明が同氏のものとすればテロ事件後、米国への聖戦宣言はこれが初めて。
声明では、ブッシュ大統領率いる米国軍をキリスト教徒による「巨大な十字軍」と批判。「イスラムの地であるパキスタンとアフガンへの攻撃を阻止するため、あらゆる手段を講じてパキスタンのイスラム教徒同胞たちが立ち上がるよう訴える」とした。アフガンの最高指導者オマール師の名前も挙げ、「われわれは師の指導のもと、確固たるジハードの途上にある」として、アラー(神)のために聖戦を継続する決意を明確にした。
声明文は、ビンラディン氏の名前とともにアラビア語でタイプされ、末尾に、父親のオサマ・ビン・ムハンマド氏の名で手書き署名があった。同テレビ局にはこれまでにも数度、同じ様式で同氏から声明文が送りつけられている。
同局はビンラディン氏とのインタビューを放映したことがあるなど、同氏とのかかわりが深い。
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