投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 10 日 19:16:39:
【エルサレム10日=当間敏雄】
イスラエルの地中海沿岸部とヨルダン川西岸で9日、パレスチナ過激派による2件の自爆テロと銃撃事件が相次いで発生、犯人を含め少なくとも7人が死亡、70人以上が重軽傷を負った。イスラエル軍は同日、報復として、西岸パレスチナ自治区のパレスチナ解放機構(PLO)主流派ファタハ拠点や自治政府関連施設などを武装ヘリなどで攻撃した。9月に入って最悪の展開で、欧州連合(EU)などが仲介する「停戦」へ向けた調停外交に悪影響が出るのは必至。ペレス同国外相とアラファト・パレスチナ自治政府議長の直接会談実現も微妙となった。
西岸東部のヨルダン渓谷で9日朝、イスラエル人教師らを乗せたミニバスが銃撃を受け、運転手と女性教師の計2人が死亡、他の女性教師3人も負傷した。その2時間半後、イスラエル北部ナハリヤの鉄道駅で自爆テロが発生、犯人を含め4人が死亡、少なくとも63人が負傷。さらに同日午後、中部ネタニヤ近郊で今度は車爆弾が爆発し、運転していた犯人1人が死亡、11人が負傷した。
(9月10日12:15)
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