投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 22 日 21:37:38:
自民党の山崎拓幹事長は22日夜、福岡市内で講演し、自衛隊による在日米軍基地など国内の重要施設警備を可能にする自衛隊法改正案について、当初は警備対象に含まれていた皇居、国会議事堂、首相官邸を除外する考えを明らかにした。その理由として「意外にも自民党内に反対意見が多かった」点を挙げた。23日にも与党3党の幹事長が都内で会談し、この方針を確認する見通しだ。
与党3党が既に合意している自衛隊法改正案では、在日米軍基地、原子力発電所のほか、「国政にかかわる中枢機能が所在する施設」として皇居や国会、首相官邸なども自衛隊の警備対象としていた。山崎氏は講演で「21日の小泉純一郎首相と自民党総裁経験者との会合でも『自衛隊が前面にでることは人心を不安にさせる』との反対論が出た」と語った。
また山崎氏は、米国での同時テロ事件を受け、政府・与党内に集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈を変更すべきだとの意見が浮上したことを明らかにしたうえで「解釈改憲は憲法の重心を軽くする」として憲法改正で対応すべきだとの持論を強調。