投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 22 日 19:07:19:
09/22 16:53 中央アジア配備は未定 米、北部同盟と連携も 外信95
【ワシントン22日共同】二十二日付ワシントン・ポスト紙は、
ブッシュ米政権がアフガニスタンに隣接するウズベキスタンとタジ
キスタンに配備する部隊の構成などは依然、米国防総省内で決定さ
れていないと報じた。
両国からの作戦行動は、アフガニスタンでの報復攻撃実施の重要
なかぎを握っているだけに、決定の遅れは攻撃開始時期にも影響し
そうだ。
同紙によると、米軍を歓迎するウズベキスタンには空軍のF15
E戦闘爆撃機などを配備することが検討されている。一方、国内政
情のため米軍展開を表向き認めたくないタジキスタンには短期間、
特殊部隊や捜索・救助部隊を展開する案があるという。
また同紙によると、ラムズフェルド米国防長官は二十一日、タリ
バン政権と戦う「北部同盟」について「攻撃目標やタリバン政権に
ついてよく知っており、大いに助けになる」と述べ、同同盟を支援
し、連携する考えのあることを明らかにした。
米国は一九七三年のクーデターで追放され、現在、ローマに住む
ザヒル・シャー元国王(86)を立てて北部同盟のゲリラ勢力を結
集、国王を復位させることも検討しているとされている。
(了) 010922 1652
[2001-09-22-16:53]