投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 22 日 19:04:39:
回答先: 北部同盟が攻勢か 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 22 日 18:52:15:
09/22 16:23 戦況打開で千載一遇の好機 注目浴びる反タリバン勢 外信86
【ドゥシャンベ22日共同】米中枢同時テロの最重要容疑者とさ
れるウサマ・ビンラディン氏と、同氏をかくまうアフガニスタン・
タリバン政権への米軍事作戦準備が着々と進む中、共同行動の構え
を見せている反タリバン勢力「北部同盟」の動きに注目が集まり始
めた。
これまでの戦況劣勢に加え、カリスマ的指導者マスード元国防相
の暗殺で「同盟」崩壊の危機も指摘されていたが、米中枢同時テロ
で米軍の対タリバン大規模軍事作戦の可能性が高まるなど、情勢は
一転。「同盟」幹部も、米側から軍事協力の提案があれば応じると
の姿勢を明らかにした。
アフガンへの影響力確保を狙うロシアも、このほどタジクを訪問
したルシャイロ安全保障会議書記が「現在、タリバンと現実に対抗
できる勢力は北部同盟だけ」と発言、今後のてこ入れ強化の構えを
示した。「同盟」は戦況転換に向け千載一遇の好機を迎えている。
アフガンに隣接するタジキスタンに駐在する「北部同盟」軍事外
交担当レギスタニ氏は「同盟」の兵力について、通常兵力は一万五
千人、普段農耕などに従事し有事に兵力に加わる一万五千人を入れ
ると計三万人と指摘。アフガンでの支配地域は「20―25%」と
しているが、約10%との見方が有力。
旧ソ連時代にアフガンでの従軍経験もあるタジクの軍事評論家ラ
マザノフ氏によると、北部同盟の戦力は、戦車T55などの装甲車
両やヘリコプター、自動小銃カラシニコフなど、一九七九年から約
十年間に及んだ軍事介入で旧ソ連軍が残した兵器と、第三国から購
入したソ連・ロシア製兵器が主力。
(了) 010922 1622
[2001-09-22-16:23]