投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 22 日 19:00:05:
09/22 10:04 番外11 米中枢同時テロの報復攻撃の対象とされる 外信
【ワシントン21日共同】米中枢同時テロの報復攻撃の対象とさ
れるアフガニスタン・タリバン政権の最高指導者オマル師と幹部ら
が同政権の本拠地カンダハルを既に離れ、事実上の逃走を始めたこ
とが、二十一日分かった。
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[2001-09-22-10:04]
09/22 10:35 オマル師が本拠地逃れる パキスタン方面との観測 外信61
【ワシントン21日共同=杉田弘毅】ブッシュ米大統領が米中枢
同時テロの報復攻撃の対象であると警告したアフガニスタン・タリ
バン政権の最高指導者オマル師と幹部らが同政権の本拠地カンダハ
ルを既に離れ、事実上逃走を始めたことが、二十一日分かった。
米政府筋が、アフガニスタンに残る国際機関関係者やパキスタン
政府の情報を基に明らかにした。
同筋は「オマル師は非常に重要な指示は移動先から出すのだろう
が、タリバン軍事司令部は指揮系統がまひしている可能性がある」
と述べた。
同筋によると、オマル師はカンダハルから南に向かっているとの
情報があり、米軍の攻撃開始とともにパキスタンに逃げ込むとの観
測が出ている。
フライシャー米大統領報道官は二十一日「米政府はテロリストと
その支援者を区別しない劇的な政策変更を行った」と述べ、対タリ
バン攻撃の方針を一層明確にしており、同師の動きは攻撃から避難
するためとみられる。
オマル師がカンダハルを出たことが確認されたのは二十日。同政
権の幹部としてはハッサン・カンダハル州知事だけがカンダハルに
残っている。米軍の作戦ではカンダハルも爆撃の主要な標的とみら
れている。
タリバンの前線司令官クラスの中堅幹部らは家族をパキスタン領
内に移し安全を確保しているほか、オマル師からの「離反」を明ら
かにした者もいるという。
一方、テロの最重要容疑者とされるウサマ・ビンラディン氏の行
方は米政府当局者が「アフガニスタン国内にいると確信している」
と述べているものの、詳しくは明らかになっていない。
タリバンは一九九四年夏にパキスタン軍の支援で進攻を開始して
以来、パキスタンに近いカンダハルを拠点としてきた。
(了) 010922 1034
[2001-09-22-10:35]