投稿者 lib 日時 2001 年 9 月 22 日 18:44:18:
ラディン、核爆弾20発入手の重要証言
全面核戦争の最悪事態も
米中枢同時テロ事件の黒幕、ウサマ・ビンラーディン(44)=写真=が核爆弾20発を所有している疑いが強いことが21日、米議会筋の証言で明らかになった。
米国の報復攻撃が「秒読み段階」に入り、ラディン率いるテロリストグループが22日にも、生物・化学兵器のみならず小型核爆弾を使って第2、第3のテロを行い、「全面核戦争」という最悪の事態に発展する可能性も出ている。
米議会筋によると、米下院テロ対策委員会メンバーの研究者、ジョゼフ・ボダンスキー氏が1999年、サウジアラビア諜報機関の話として、「ラディンは20発近いスーツケース型小型核爆弾を入手しているらしい」という衝撃的な情報を公表している。
入手先は、ラディンと共闘するロシア・チェチェン共和国の反体制派の疑いが強い。ロシアのレベジ元安全保障会議書記も、70年代の旧ソ連が旧KGB(国家保安委員会)の対西側テロ兵器として、スーツ型核爆弾を製造し、そのうち100発近くが行方不明になったと言明している。
FBI(米連邦捜査局)も98年、ラディンの過激組織「アル・カイーダ」が93年以降、核兵器の原料となる濃縮ウランを購入しようと躍起になっていた事実を公表している。
AFP通信によると、アル・カイーダ離脱者の1人が、スーダンの拠点に潜伏中のラディンが90年代前半、長さ1メートルの円筒に入った濃縮ウランを150万ドル(約1億8000万円)で売り付けようとした人物と接触したとも証言している。
これらのことから、サウジ出身の富豪で資産約360億円ともいわれるラディンが、核爆弾を入手していても不思議ではない。
このほか、約60カ国に潜むアル・カイーダが炭疽(たんそ)菌やボツリヌス菌、サリン、マスタードガス、VXなどの大量殺りくにつながる生物・化学兵器を所有しているという。
致死率は30%と低いが感染度が極めて高い天然痘の細菌を保有しているともいわれ、米国が報復に出れば、全兵器をフルに使って再テロに出る態勢を整えているとの見方が有力だ。
イスラム原理主義者にとって重要日とされる「9月22日」に第二波、第三波のテロが実行されるという情報もあり、米国内での緊張は極限状態にある。
http://www.zakzak.co.jp/top/top0922_2_02.html