投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 21 日 21:45:31:
【ワシントン21日=林路郎】
ラムズフェルド米国防長官は20日、ノースカロライナ州フォート・ブラッグ基地の陸軍特別作戦司令部に対し、特殊部隊の出動を命令した。また、同日までに、海兵隊遠征部隊2200人のほか、戦略爆撃機B52、長距離戦略爆撃機B1、空中給油機KC135などが出動したことが確認された。
同時多発テロの首謀者と見られるウサマ・ビンラーディンが潜むアフガニスタンでの戦闘を想定した態勢作りが着々と整ってきた。
出動命令を受けた特殊部隊は、第75レンジャー連隊、第160特殊作戦航空連隊、心理戦部隊など。派遣部隊の目的地や任務については一切公表されていない。だが、チェイニー副大統領は、アフガンへの特殊作戦部隊の投入の必要性を明言しており、地中海、湾岸、インド洋方面に展開すると見られる。
同州キャンプ・レジェーヌ基地からは20日、約2200人の第26海兵隊遠征部隊と戦車隊、輸送車両、装備などを大量に積載した強襲揚陸艦「シュリーブポート」が出港したことが確認された。同部隊は市街戦と山岳戦の訓練を受けている。地元メディアによると「任務は少なくとも6か月」と報じている。
同州沖からは同日、特殊作戦を遂行する地上部隊の援護にあたる海兵隊1個中隊相当のヘリ、航空機を積んだ汎用強襲揚陸艦「バターン」も地中海方面へ向けて出港。海兵隊は、すでに地中海へ向かっている空母セオドア・ルーズベルトに3個中隊のFA18ホーネット戦闘機を追加派遣した。
(9月21日21:26)