投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 21 日 14:29:00:
衝撃的なテロ事件を受けて、米国内ではうわさが独り歩きするなど、不安を象徴するような出来事が起きている。
「22日にまたテロがあるらしい」
いま米国内でこんな会話があちこちで聞かれる。ニューヨーク市タイムズスクエア近くで警備員をしているバート・バーガンさん(57)は「いたるところで22日のうわさをしてるよ。気をつけなきゃいけないとは思っているけど」と話す。
米司法省のスポークスマンは、このうわさについて「真剣に調べているが、今のところ22日の関連で信頼できる脅迫などの情報はない」と述べた。
ラムズフェルド国防長官は20日の会見で、「私の耳にも入っているが、そういったうわさの95%は間違いだ。記者が、多くのウサギ(怪情報)に追いかけられないことを望む」とコメントした。
一方、書店では「ノストラダムスの完全予言」などの本が、売れ始めた。品切れで追加発注している書店もある。
事件直後、「予言の中に、二つの棟が崩れるというくだりがあり、彼の予言が的中した」という内容の電子メールが流布した。この「誤報」が独り歩きし、売れ行きに一役買っている。
ボストン大学の心理学者は「自分なりの説明をつけ、何が起きるかを予想して心を落ち着けたい。そんな心理から本を買い求めている」と地元紙にコメントしている。
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