投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 20 日 20:25:39:
09/20 10:10 盗難旅券で別人の可能性も アラブ紙が疑問報道 外信49
【カイロ20日共同】米中枢同時テロで容疑者リストに挙げられ
た十九人のうち少なくとも五人が別人の可能性のあることが、アラ
ブ紙報道で二十日までに分かった。アラブ系国籍には同姓同名が多
いための間違いか、盗難パスポートが使用された可能性が指摘され
ている。
アッシャルクアルアウサト紙(ロンドン発行)によると、サウジ
アラビアの首都リヤドに住むアブドルアジズ・アルオマリ氏(28
)は、世界貿易センタービルに衝突したアメリカン航空11便の乗
っ取り犯と疑われた。
報道された犯人の写真や名前、生年月日はアルオマリ氏と同一だ
ったが、同氏は事件発生時リヤドの会社事務所にいた。
同氏は米国留学中の一九九五年、コロラド州のデンバーでアパー
トが空き巣に遭いパスポートを盗まれており「犯人が盗難パスポー
トを利用したのではないか」と話した。
同紙によると、米連邦捜査局がインターネットで公開した十九容
疑者のうちアルオマリ氏以外にも四人の生存がサウジやチュニジア
、米国などで確認されたという。ロイター通信によると、サウジの
国家警察当局者は「容疑者名の公表は拙速だった」と容疑者取り違
えの可能性を指摘している。
(了) 010920 1009
[2001-09-20-10:10]