投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 05 日 01:00:48:
米政府が生物兵器の秘密研究を数年前から行っていることがわかった。テロリストらによる生物兵器の脅威を把握するのが目的。クリントン前政権下で「細菌工場」がすでに建設されるなどしており、ブッシュ政権はさらに研究を進める意向だ。生物兵器禁止条約(75年発効)は生物兵器の開発や保持を禁じている。
米政府筋は、研究はあくまで米国人を守るためで条約に抵触しないとしている。複数の当局者はまた、今年7月に米国が、生物兵器研究の情報公開を含む同条約の議定書案の拒否を決めたのは、この秘密研究のためだったことも明らかにした。
ブッシュ政権筋によると、国防総省は今年初め、伝染病である炭疽(たんそ)熱を引き起こす菌を遺伝子操作でより強力にする計画をまとめた。米国兵士に配布されているワクチンが効果があるかを見きわめるためで、国家安全保障会議(NSC)は今月中にも最終的に計画を承認する見通しだ。
また、クリントン前政権時代には、旧ソ連が開発し、国際市場に出回った可能性のある細菌爆弾を、中央情報局(CIA)が模造して製造、実験した。
また、ネバダ砂漠に「細菌工場」も建設した。「ならず者国家」やテロリストたちが容易に細菌を増殖できることが確認できたという。(ニューヨーク・タイムズ特約)
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