投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 20 日 20:24:15:
09/20 08:09 議長、外相の会談実現か 武力衝突の沈静化にらむ 外信30
【エルサレム20日共同】イスラエル放送は十九日夜、昨秋以来
の武力衝突収拾を話し合うペレス同国外相とパレスチナ自治政府の
アラファト議長との直接会談が二十日夜にも実現する可能性がある
と伝えた。
イスラエルとパレスチナ自治政府が十八日にそれぞれが出した停
戦命令を受け、十九日未明から夕までは双方の攻撃が完全に停止す
るなど、沈静化の兆しが見えてきたことを踏まえた動きとみられる
。
だが、一方で不安定な状況も続いている。同日夕からヨルダン川
西岸ヘブロンで銃撃戦が起きイスラエル軍戦車が砲撃、パレスチナ
警官一人が死亡。西岸トルカレム近郊では道路に仕掛けられた爆弾
でユダヤ人入植者二人が負傷した。
停戦が四十八時間続けば、会談開催を承認するとしていたシャロ
ン同国首相は十九日夜、ペレス外相と情勢を協議した。
結果は明らかになっていないが、衝突収拾を求める米国の強い圧
力もあり、二十日も全体として平穏な状態が続いた場合、イスラエ
ルは会談受諾の政治判断をするとの観測が出ている。
(了) 010920 0808
[2001-09-20-08:09]