投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 20 日 20:17:50:
09/19 22:23 長期戦回避など米に忠告 ロ紙が5つの教訓掲載 外信148
【モスクワ19日共同】米中枢同時テロを受け米国が計画してい
るアフガニスタンでの報復攻撃に絡み、十九日付のロシア・イズベ
スチヤ紙は旧ソ連軍のアフガン侵攻の「五つの教訓」を掲載、長期
戦の回避などを米国にアドバイスした。
侵攻の苦い経験を踏まえ、同紙は長期戦回避のほか(1)軍事作
戦での反タリバン勢力の活用(2)アフガンの分裂促進(3)買収
によるタリバンの転向促進(4)パキスタンの中立化―を挙げた。
同紙は「領土占領はゲリラ戦を招く」と結論。ウサマ・ビンラデ
ィン氏排除に限定、長期戦を避けるよう忠告。また米軍の損失を最
小限にするため、地上作戦でアフガンの反タリバン勢力「北部同盟
」に依存することを提唱した。
同紙はタリバンがほぼ全土を実効支配するアフガンの現状は「文
明社会にとって、より危険」と指摘。各地方の中央離反を促進すべ
きだと忠告。
またタリバンやビンラディン氏の孤立化には大きな影響力を持つ
パキスタンの中立化が不可欠と指摘した。
(了) 010919 2223
[2001-09-19-22:23]