投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 19 日 18:19:41:
【ワシントン19日共同】
米中枢同時テロをめぐり、米海軍が空母セオドア・ルーズベルトの1個機動部隊をバージニア州ノーフォークの海軍基地から地中海東部へ向けて出港させることが19日、分かった。国防総省当局者が明らかにした。同日中にも出港する予定。米軍は現在、ペルシャ湾岸に空母カールビンソン、インド洋に空母エンタープライズの各機動部隊を展開しており、アラビア半島周辺海域は空母3隻態勢に増強される。
地中海には最近までエンタープライズが配備されていたが、インド洋に回ったため空母が不在。ルーズベルト投入はこの空白を埋めるとともに、アフガニスタンのタリバン政権攻撃に備え、テロ組織とのつながりが指摘されているイラクや中東地域の不測の事態を地中海側から抑止する狙いがあるとみられる。
米CNNテレビによると、中東周辺海域に展開する米海軍兵は約1万5000人に達する見通し。米軍はルーズベルト投入に続き、強襲上陸母艦と3隻の艦艇から成る第26海兵遠征部隊を20日にも同海域へ投入する。