投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 19 日 14:54:05:
【ワシントン18日=前田徹】
米CNNテレビなどによると、原子力空母「セオドア・ルーズベルト」は十九日、バージニア州ノーフォーク海軍基地を出港する。地中海方面に向かうとされているが、中東湾岸の空母「カール・ビンソン」とインド洋にある空母「エンタープライズ」とともに米中枢同時テロに関係してアフガニスタンと中東方面をにらむためとみられている。
「ルーズベルト」の展開については国防総省当局も確認しているが、「海軍の前方展開プレゼンスのためで、ッ時テロとは関係ない」と説明した。
しかし、三隻もの大型空母が地中海から中東、インド洋に展開するのは異例で、同時テロの黒幕とされるイスラム原理主義勢力の指導者、ウサマ・ビンラーディン氏をかくまうアフガニスタンのタリバン政権への攻撃準備とみられている。
一方、「ルーズベルト」の出港にともないテロ事件後、ニューヨーク沖でパトロールをしていた二隻の巡洋艦が急きょ、任務を離れ、「ルーズベルト」の空母艦隊に参加したもようだ。米東海岸には別の空母「ジョージ・ワシントン」とその艦隊が残る。
また、十八日の米ABCテレビは、米国の特殊部隊の一部がすでにアフガニスタン国境周辺に配備されたと報じた。