投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 18 日 22:30:43:
米国による攻撃を恐れ、パキスタン国境に殺到するアフガニスタン人ら
アフガニスタンの大半を実行支配するイスラム原理主義勢力「タリバンの高官によると、同国内に滞在するウサマ・ビンラディン氏の扱いなどを協議するため、18日に予定されていたイスラム聖職者による評議会が少なくとも1日延期された。
タリバン高官は「評議会は明日か翌々日に開かれる」と述べたが、延期の理由は明らかにしなかった。
評議会は最高指導者のオマル師が招集、アフガニスタン全土から聖職者が集まり、同国内に滞在するウサマ・ビンラディン氏の身柄引き渡し問題を協議するとみられていた。
パキスタン代表団は交渉を継続
一方、隣国パキスタンの代表団は、17日にカンダハルでタリバン側と協議したのに続いて、18日にはカブールに移動して、タリバン政権の幹部と大詰めの協議を続けている模様だ。
パキスタンは米国との接触を受けて、タリバンにビンラディン氏の身柄引き渡しを求めているとみられるが、タリバン内部では依然、強硬論が強いとみられ、評議会は極めて難しい判断を迫られている。