投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 18 日 19:31:24:
回答先: 米が自衛隊派遣を打診〜日本に燃料輸送など期待〔東京新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 18 日 11:58:55:
09/18 12:33 米が自衛隊派遣を打診 日本に燃料輸送など期待 迫 外信74
【ワシントン１７日共同＝久江雅彦】米中枢同時テロで、ブッシ
ュ米政権が在米日本大使館を通じ、軍事作戦に備え、燃料輸送など
で米軍を支援する自衛隊の派遣を水面下で日本政府に打診していた
ことが十七日、分かった。日米関係筋が明らかにした。
米側は「日の丸を見せてほしい」と述べ、今回のテロで行方不明
者多数を出した日本の貢献に対する強い期待感を表した。日本政府
は打診に先立ち後方支援を可能とする新規立法の検討に着手してい
るが、対処方針の早急な明確化を迫られるのは必至だ。
日米関係筋によると、ブッシュ政権の意向はテロ発生から四日後
の十五日、アーミテージ国務副長官から柳井俊二駐米大使を通じ日
本政府へ伝えられた。会談の事実や内容は、米国の圧力と受け取ら
れ日本の論議に影響を与える懸念から「極秘」扱いになっている。
同筋によると、副長官は会談で米軍への協力について「日本が自
主的に決めることだ」と強調した上で「顔の見える支援」として自
衛隊の派遣に言及した。
副長官は、具体的な協力の方法は「日本側から自主的に示した方
がいい」と述べ、米側から表立った要請はしない考えを強調した。
だが、協力できる分野として「輸送が効果的だ」と語り、海上自衛
隊の輸送艦などによる燃料や物資の輸送業務に期待感を示した。
軍事作戦の全体像が固まっていないことから、副長官は、詳細な
協力内容には言及しなかったという。
同時に、一九九一年の湾岸戦争の際、欧州などの米同盟国が多国
籍軍に参加する一方、日本は資金拠出だけが先行、人的貢献が遅れ
た経緯を指摘。日本人が巻き込まれた今回は「湾岸戦争の時のよう
に後手に回り、日本が国際社会で孤立しないよう憂慮する立場から
（副長官は）自衛隊派遣を打診した」（日本政府筋）という。
日本政府は十一日の同時テロの直後から首相官邸、防衛庁を中心
に対米協力の可能性について検討を始めており、副長官の打診がこ
れを後押しする形になっているとみられる。
（了） ０１０９１８ １２３３
[2001-09-18-12:33]
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。