投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 18 日 19:11:52:
09/17 20:53 CIS枠内で対応調整へ 米軍事報復にらみロシア 外信137
【モスクワ17日共同】インタファクス通信によると、ロシアの
プーチン大統領は十七日、米国が準備を進める米中枢同時テロに対
する軍事報復への対応を協議するため、ルシャイロ安全保障会議書
記を中央アジアの独立国家共同体(CIS)集団安全保障条約加盟
国などに派遣することを決めた。
予想される米国のアフガニスタンへの攻撃をにらみ、支援を行う
かどうかを含めた具体的な対応を協議、合同部隊を持つ条約加盟国
間の足並みをそろえる狙いとみられる。
またプーチン大統領は同日、条約加盟国首脳と相次いで電話会談
。二国間ベースで米国が支援を要請する動きをけん制、ロシアの関
与の下で中央アジア諸国が一体となって対応する姿勢を誇示した動
きといえる。
ルシャイロ書記は十七日中にカザフスタンを訪問し、ナザルバエ
フ大統領と会談。その後ウズベキスタン、タジキスタン、キルギス
を歴訪する予定。
ロシア軍はタジキスタンなどに基地を持つが、イワノフ国防相は
中央アジアでの米軍による基地使用などについて、現段階で否定的
な見解を示している。
(了) 010917 2052
[2001-09-17-20:53]