投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 17 日 22:11:55:
【ニューヨーク17日=坂元隆】
米CBSテレビは16日、クリントン前大統領が在任中に、米同時多発テロの主犯とされるイスラム原理主義指導者ウサマ・ビンラーディンの逮捕、もしくは殺害を命じる大統領令に署名し、昨年にはビンラーディンの暗殺も企てたが未遂に終わったと報じた。
CBSによると、前大統領は1998年8月、アフリカの米大使館で同時爆破テロが発生した際に大統領令を出し、中央情報局(CIA)に対し、首謀者と断定したビンラーディンを逮捕し、米国内で裁判にかけるため強制連行するよう命じた。大統領令はその後、逮捕が不可能な場合は殺害してもよいとする内容に改められた。CIAなどによる海外での暗殺行為は76年の大統領令で禁止されているが、クリントン前政権は、「自衛のためには許される」と解釈し、殺害指令に踏み切った。
また、複数の政府筋によると、非米国人で構成されるCIAの工作員が昨年、実際にビンラーディン殺害を計画し、アフガニスタンの山岳地帯を走行中のビンラーディンの車列に向かってロケット砲を発射したが、命中しなかったという。
CBSは、米上下両院の情報委員会委員は、大統領令と暗殺未遂について報告を受けていると伝えた。
(9月17日20:18)
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