投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 17 日 15:42:52:
ニューヨークの世界貿易センタービル周辺は、約500メートル四方に約50万トンのがれきが飛び散り、被害は20を超える建物に及ぶことが、米連邦緊急事態管理庁(FEMA)の16日までの調査で分かった。
倒壊をはじめとする大規模な被害があったのは、同センター敷地内の7棟など。さらに飛散したがれきや、爆風、ビル倒壊時の震動、火災の熱などで十数棟が相当の被害を受けていた。
アメリカン・エキスプレス社やダウ・ジョーンズ社などの世界本部が入った世界ファイナンシャルセンターの4棟も含まれ、メリルリンチ社の入ったリバティープラザも被害を受けた。
倒壊した超高層ビルを中心に半径約800メートルの範囲には9000近いオフィスがあり、26万人が働いていた。破壊されたオフィスの床面積は延べ200万平方メートル以上という。
マンハッタン南部の40%、ニューヨーク証券取引所の20%の電話を扱っている電話会社の交換施設が損壊。一部では停電も続いている。
FEMAのオルボー長官は「犠牲者の家族らの気持ちに配慮しながら作業を進める必要があり、復旧に数カ月かかる」と話す。
一方、スワースモア大(ペンシルベニア州)のフランク・モスカッテリ教授(物理学)は、破壊エネルギーは、TNT火薬0.2キロトン相当で、広島型原爆の50分の1との試算をまとめた。
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