投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 16 日 18:27:22:
09/16 13:09 外国要人の暗殺も CIAの権限拡大か 外信39
【ニューヨーク16日共同】米中枢同時テロを受けて、中央情報
局(CIA)など米情報機関は、これまで禁じられていた外国要人
の暗殺も含め、大幅に権限が拡大される可能性が出てきた。十六日
付の米紙ニューヨーク・タイムズ(早版)が一面トップで伝えた。
同紙によると、議会上院情報特別委員長を中心とする上下両院の
情報委員会メンバー、元CIA高官らは、テロに対し強硬な態度で
臨むため、情報機関の行動に対する現行の規制を緩和する方向に傾
いているという。
CIAが海外で政府要人の暗殺などを実行してきた事実は議会公
聴会などで暴露され、一九七六年に外国要人の暗殺を禁止した。
しかし、今回の同時テロで情報機関が十分な抑止力にならなかっ
たことに米議会でいら立ちが募っており、上院情報特別委員会のシ
ェルビー副委員長は「もっと攻撃的になる必要がある」と主張して
いる。
要人暗殺の解禁は完全な合意にまでは至っていないが、合意に達
すれば、CIAが「道徳的に芳しくない」外国人を工作員として雇
って暗殺に当たらせることもあるという。
(了) 010916 1308
[2001-09-16-13:09]
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