投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 16 日 18:15:28:
09/15 17:48 報復で全面戦争、長期化も 米専門家が予測 外信59
【ワシントン15日共同】パウエル米国務長官が十四日、米中枢
同時テロに対する軍事報復の対象がタリバン以外に及ぶ可能性を示
唆したことで、ブッシュ政権が報復に踏み切った場合、イスラム原
理主義を唱える「テロ組織や国家」に対する全面戦争に発展し、長
期化は避けられないとの見方が専門家の間で広がっている。
米有力シンクタンク外交評議会のアルトン・フライ上級研究員は
、事件の背後にいる中心人物とされるウサマ・ビンラディン氏の米
国への身柄引き渡しが実現しなければ「数週間以内に軍事作戦を開
始するだろう」と分析。作戦はミサイル攻撃や空爆にとどまらず、
地上軍も投入されるとの見方を示した上で、「アフガニスタンへの
本格的な軍事侵攻作戦もあり得る」と述べ、作戦は長期化すると予
測する。
また国際戦略研究所のエドワード・アトケソン氏は「報復の対象
はビンラディン氏にとどまらず、テロ組織をせん滅するまで続けら
れるだろう」と予測。軍事報復作戦は、世界各地のテロ組織を対象
に展開され「場合によっては数年間続く可能性もある」という。ま
たイランやイラクが、今回のテロ事件の犯行グループへ何らかの支
援をしていた事実が明確になれば、両国も攻撃の対象になると指摘
している。
(了) 010915 1747
[2001-09-15-17:48]
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