投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 16 日 09:42:11:
【ワシントン15日=共同】
米誌ニューズウィーク(電子版)は十五日、米中枢同時テロの実行犯とみられている二人の男について、米連邦捜査局(FBI)が事件の二週間前から入国の事実をつかみ、ウサマ・ビンラディン氏の組織とかかわっている可能性があるとして捜査を始めていたと伝えた。
事実とすれば、FBIがテロを目的に入国した容疑者の存在を知りながら、事件を未然に防げなかったことになり、情報、捜査当局の責任を問う声が上がりそうだ。
男性二人は米国防総省に激突したアメリカン航空機を乗っ取ったハリド・アルミダールとサレム・アルハムジの両容疑者。このうち、アルミダール容疑者は、昨年十月にイエメンで起きた米駆逐艦コールの爆破事件の容疑者と、クアラルンプールで会っているところを捜査ビデオで撮影されているという。
米当局は、ビンラディン氏が同駆逐艦爆破に関与したとみている。このため、アルミダール容疑者も大規模なテロを起こす危険性が高い人物として、米中央情報局(CIA)が今年八月、要注意人物のリストに載せるよう入管当局に通告。入管当局が調べたところ、既に米国にいることが判明、FBIが捜査していた。
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