投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 16 日 00:13:39:
信頼できる中東情報筋は15日、アフガニスタン南部に潜伏していたビンラディン氏が、イラクに入国した可能性も排除できない、と語った。
ビンラディン氏はこれまで、フセイン政権を世俗的な非イスラム体制と見なし、国連制裁下にあるイラク国民への同情を示しながらもフセイン政権支持は避けてきた。だが、ビンラディン氏が数年前、バグダッド入りしたとかイラクの情報機関員がアフガンに潜伏するビンラディン氏と会ったなどの情報も流れている。
イラクは同時多発テロについて、「邪悪な政策の結果である(フセイン大統領)」と米国の神経を逆なでした唯一の国である。予測できない行動で知られるフセイン大統領がビンラディン氏をかくまうことで米を再度、挑発するのでは、との声は、中東専門家の間では少なくない。
米紙などによれば、アフガン南部にあったビンラディン氏の複数の拠点は、「もぬけの殻」であることが米偵察衛星などで確認された。また、イラクは米攻撃に備えて戦力の分散を始めた、とも伝えられる。
昨年10月にイエメンで起きた米イージス艦爆破テロでは、イラクの関与説が一時、浮上した。ブッシュ米大統領にとって、フセイン政権打倒は父親以来の宿題でもあるわけだ。
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