自爆テロ、予測困難 イスラエル・モサド元局長〜イラク直接関与は否定〔産経新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 14 日 13:10:06:

【ベルリン13日=関厚夫】
イスラエルの秘密情報機関モサド(中央情報局)のシャブタイ・シャウィト元局長(六二)は十三日付の独週刊誌「ディー・ボッヘ」で、米中枢同時テロの犯人はイスラム原理主義者であるが、パレスチナの過激派やイラクが直接的に関与しているとの観測を否定。また自爆を前提にした過激派グループの動向を予測することは不可能に近い、との見方を示した。
モサドは米中央情報局(CIA)と並ぶ有数の情報機関で、シャウィト氏は一九八九年から九六年までモサドのトップである局長を務めた。
シャウィト氏はCIAやモサドのような情報機関でさえ、たとえ犯行予告情報を持っていても、それがいつ実行に移されるのかを察知するのは非常に困難だと指摘。米中枢同時テロ事件の犯人グループについて「犯行の最終決定は非常に限られた人間によって下されたとみられる。われわれはイスラム過激派の内部に深くくいこんでいるが、今回のような自爆テロ組織について正確な情報を得るのは不可能に近い」と話した。
また同氏は「イスラム原理主義勢力を支援する国家機関から何らかの援助を得ていたことは確実だ」と解説。「イスラム原理主義国家ではないイラクが犯行グループを支援したとは考えていない。またパレスチナ過激派の頭の中にあるのはイスラエルとヨルダン川西岸だ。今回の事件を喜ぶ層があっても、犯行にかかわったとみるのは非現実的だ」などと述べた。

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