投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 14 日 10:51:08:
アフガニスタンのラジオ局「シャリーアへのタリバンの声」によると、アフガニスタンの大半を支配しているタリバン政権は、アフガニスタンに潜伏しているとされるイスラム原理主義指導者ウサマ・ビン・ラディン氏の米国での同時多発テロ事件への関与を米国政府が証明できれば、同氏をイスラム裁判所に引き渡す用意がある、と伝えた。
シャリーアへのタリバンの声のラジオ放送を、英BBCラジオが傍受した。
ラジオ放送では、「アフガニスタン・イスラム連合(IEA)は、アメリカに対して、ウサマの関与を裏付ける明確かつ具体的な証拠を求めている」とされている。
パウエル米国務長官は13日、サウジアラビア出身のラディン氏を、11日にニューヨークの摩天楼やワシントンの国防総省などを襲った同時多発テロ事件の容疑者と強く示唆した。
アフガニスタンでは、米国の報復攻撃の可能性を懸念しているとされており、ラジオ放送では、テロ事件を非難するタリバン政権の公式な立場を繰り返していた、という。
ラディン氏自身はテロ事件への関与を否定している、とされている。
駐パキスタンのタリバン大使は13日、ロイター通信に対し、タリバン政権は、米国の捜査当局がテロ事件の容疑者とみる人物への捜査に協力する用意がある、と話していた。
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