投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 14 日 10:15:42:
カブールからの報道によると、米国によるアフガニスタンへの報復攻撃が近いとの憶測が広がり、在住のアラブ人ビジネスマンらが首都から避難し始めた。急きょ、防空ごうを掘ったり、土のうを積んだりする住民もあり、首都は激しい混乱をきたしている模様だ。
憶測が強まったのは、国連本部が12日、アフガン国内にいる国連機関の外国人約80人に避難勧告を出したため、とみられる。外国の非政府組織(NGO)もいっせいに避難し始めた。
前回、米国がアフガンに報復攻撃をした98年8月には、国連職員が避難した日に巡航ミサイルが各地に撃ち込まれた。このため、「すぐ攻撃が行われるというサインと思ったのではないか」と、12日に国連特別機で避難した国連職員は言う。
同国を実効支配しているタリバーン政権のパキスタン駐在の外交官は、「われわれは米国の攻撃を恐れはしない」と言う。だが、アラブ人や、庶民は、米国の攻撃は内戦とは規模も破壊力も違う、と考えているようだ。
(09:20)
このページの感想 |