投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 13 日 22:29:44:
【バーレーン13日=岐部秀光】米国で起きた同時テロについて、中東のアラブ・イスラム諸国は、同地域の出身者がテロ実行に関与しているとの報道に懸念を強めている。テロに対する米国民の憎しみが反アラブ、反イスラム感情に転じることを恐れているためだ。サウジアラビアなどペルシャ湾岸の6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)は声明で米欧のメディアに対し、「犯罪行為と何の関係もない人々に憎悪を招きかねない」として根拠のない報道による非難を控えるよう求めた。
サウジ出身でイスラム過激派の指導者ウサマ・ビン・ラーディン氏が容疑者の筆頭として報じられているほか、米紙はアラブ首長国連邦(UAE)のパスポートを持ったアラブ人を捜査当局が犯行容疑者とみているとの説を報道。テロ発生直後にはパレスチナ組織による犯行との説も伝えられた。イスラム諸国は信者全体が敵視される事態を懸念している。
このページの感想 |