投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 13 日 22:28:19:
【バーレーン13日=岐部秀光】
米国が「テロ支援国」として敵視してきた中東の国々が、米国を襲った同時テロ事件の犠牲者に相次ぎ弔意を示し、テロ撲滅を訴えている。シリアのアサド大統領は「あらゆる面で世界が協力しテロを一掃すべき」と発言。リビアの最高指導者カダフィ大佐も「政治的な違いではなく人道面を考慮すべき」と述べ犠牲者への人道的援助を申し出た。
98年のケニア、タンザニアの米大使館同時爆破事件後にミサイルによる報復攻撃を受けたスーダンも弔意を示し「暴力のサイクルにつながらないことを望む」との声明を発表した。イランのハタミ大統領も「犠牲となった米国民と家族への深い同情」を表明。保守派も改革派も一様に市民を標的としたテロ行為を非難した。米国務省は「2000年版国際テロ報告書」でイラン、イラク、リビア、シリア、スーダン、キューバ、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を「テロ支援国家」に指定している。
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