米同時テロ:「ブッシュ大統領暗殺狙う」 米司法長官〔毎日新聞〕

 ★阿修羅♪

[ フォローアップ ] [ フォローアップを投稿 ] [ ★阿修羅♪ 戦争・国際情勢 ]

投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 13 日 11:52:09:

【ワシントン布施広】
アシュクロフト米司法長官は12日、同時多発テロに関して、米航空機の乗っ取り犯らがホワイトハウスや大統領専用機(エアフォースワン)を標的としたことを示す「信頼すべき証拠」があると述べ、ブッシュ大統領の殺害も狙ったテロだったことを明らかにした。容疑者の何人かは米国内で航空機の操縦訓練を受けていた。捜査は順調に進んでいる模様で、複数の当局者はAP通信に対し、4組の乗っ取り犯のうち少なくとも1組は、イスラム原理主義の黒幕、ウサマ・ビン・ラディン氏に関係していると語った。
記者会見したアシュクロフト長官によると、アメリカン航空とユナイテッド航空の計4機を乗っ取ったグループは、各機3〜6人で、ナイフやカッターを持ち、「爆弾を持っている」などと乗員乗客を脅した。乗っ取り犯が米国内のどこで操縦技術を身に付けたかは明らかにしなかった。
4機のうち2機はニューヨークの世界貿易センタービルに激突、1機はワシントン近郊の米国防総省ビルに突っ込み、残る1機はペンシルベニア州ピッツバーグ郊外に墜落した。長官は明言を避けたが、乗っ取り犯は当初ホワイトハウスを標的とし、何らかの理由で国防総省に突っ込んだ模様だ。長官の会見に先立って米政府当局者は、犯人たちがホワイトハウスを狙った「確たる情報」があると述べた。
当時、フロリダ遊説中だったブッシュ大統領が、テロ発生後、ワシントンにすぐ戻らなかったのは、当局者によると、大統領専用機への攻撃を恐れたためだった。犯人らの攻撃計画は不明だが、ピッツバーグ近郊に墜落した航空機で、専用機への体当たりを考えていたとの見方もある。ワシントンでのテロは、米国の軍事力の象徴(国防総省)を標的にしたとみられていたが、大統領の殺害が主たる目的だった可能性が強まった。
また、米捜査当局から12日、事件の説明を受けたハチソン上院議員(共和党)は記者団に対し、乗っ取り犯のうち5人は、二つのアラブ国家のパスポートを持っていたと語った。同議員は、ウサマ氏の関与は有力としながら「唯一の容疑者ではない」と述べ、当局が幅広く捜査していることを示唆した。
一方、AP通信によると、捜査当局は12日、乗っ取られた2機が離陸したボストンで、犯人が泊まっていたとみられるホテルを捜索した。2人の不審な宿泊者はモハメド・アッタ、マルワンと名乗っており、アラブ人の可能性が強い。捜査当局は、少なくともこの2人はウサマ氏に関係する人物とみている模様だ。
[毎日新聞9月13日] ( 2001-09-13-11:32 )

このページの感想




フォローアップ:



★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。