投稿者 asahi 日時 2001 年 8 月 29 日 19:28:03:
ミサイル関連大幅増、防衛庁が概算要求案
防衛庁は29日の自民党国防関係合同会議で、来年度予算の概算要求案を提示し、了承された。総額5兆278億円で今年度当初比1.8%増。9月末に固まる「重点7分野」の特別枠分として、情報通信機能の強化など3178億円が含まれる。沖縄の米軍基地の移設・返還などにかかる日米特別行動委員会(SACO)関連費用は固まっていない。
米国と共同技術研究を進めるミサイル防衛関連では、迎撃ミサイルの試作が本格化するため、今年度の37億円の倍以上の83億円を盛り込んだ。今年度から5年間の中期防衛力整備計画で4機導入する空中給油機は、1機分の購入費275億円のうち1000万円を計上した。
在日米軍の駐留経費負担(思いやり予算)は、提供施設の整備費などを減らし、今年度より54億円減の2519億円。
元自衛官でなくても、公募で予備自衛官になれる新設の予備自衛官補は300人採用する。日本が主催する国際観艦式や多国間の捜索救難訓練も計画している。(12:07)