投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 12 日 18:02:01:
09/12 09:14 テロ報復準備を協議 米、最高度の国防態勢に ラデ 外信63
【ワシントン11日共同】ブッシュ米大統領は十一日夕、米中枢
同時テロを受け、国家安全保障会議(NSC)の緊急会合を招集す
るとともに、チェイニー副大統領やパウエル国務長官、ラムズフェ
ルド国防長官、議会指導者らと電話で対応策の検討に入った。大統
領は同日夜、ネブラスカ州オファット空軍基地の戦略軍司令部から
ワシントンへ帰着。国内外へ向けて演説し、テロに断固対処する考
えを表明する。
大統領は十一日午後、ルイジアナ州バークスデール空軍基地で声
明を発表し「米国はひきょうな犯行の責任者を追跡し罰する」とテ
ロ組織の特定を急ぐ方針を強調し、報復攻撃を行う可能性を強く示
唆した。国内と海外駐留の全米軍に対し、緊張度に応じてAからD
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まで四段階に分けている国防準備態勢(デフコン)を最高度Dとす
るよう指示したことも明らかにした。
AP通信は米政府当局者の話として、米政府がサウジアラビア出
身の富豪ウサマ・ビン・ラディン氏の事件への関与を疑っていると
伝えた。
米CNNテレビはアフガニスタンの首都カブールで米軍のミサイ
ル攻撃によるとみられる爆発が起きたと伝えたが、ラムズフェルド
国防長官は全面否定した。
米海軍は十一日、大西洋艦隊司令部のあるバージニア州ノーフォ
ーク基地から空母二隻をワシントン沖とニューヨーク沖へそれぞれ
一隻ずつ緊急出動させた。いずれも防空態勢の強化が目的で、誘導
ミサイル駆逐艦など複数の艦船も同時に展開している。ニューヨー
ク沖へは負傷者の治療機能を持つ水陸両用艦艇も同基地から派遣し
た。コロラド州の北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)も米国内
に侵入する航空機やミサイルの厳戒態勢に入った。
(了) 010912 0914
[2001-09-12-09:14]
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