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(回答先: でたらめの英国医療システム 死亡した赤ちゃんを20Km離れたクリーニング場で発見 [BBCニュース] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 2 月 01 日 21:40:59)
> 私には、英米の医療システムのほうがもっとひどく、日本はそのレベルにどんどん向かっていると考えています
公的、あるいは庶民向け医療サービスのレベルは英米のほうが
日本の普通の医療サービス(国民保険、社会保険で受けられる)
よりも少しひどいというのが、私の意見です。
英米では、大金持ちが自費で、または小金持ちが高級保険で
得られる医療サービスはきわめて高度で、日本でそのような
レベルの医療サービスは逆立ちしても得られません。
また、サービスの内容に立ち入ると、顧客(患者)主体の
サービスは英米のほうが日本よりマシな場合も多いかも
しれません。
平均寿命の高さ(また健康で長生きできる可能性の高さ)や
新生児死亡率の低さから、日本の医療のレベルが全体的には
低くないことは示せると思います。しかし、日本の医者主体の
医療システムのサービスの質は低いと思います(患者や他の
医療従事者より過大に医者を大事にするということ)。
たとえば、新生児死亡率は世界有数の低さだと思いますが、
日本の新生児と育児に対するケアのレベルはそうとう低い
です。英米のほうがマシなように思います。
オーストラリアで実体験がありますが、オーストラリアでは
半公的保険、プライベート保険で出産に関する費用はすべて
カバーされ、細かく言うと妊婦や出産へのケアも通常の日本の
レベルよりもかなり高いです。また、育児ケアにしても
コミュニティ・ミッドワイフが訪問ケアを無料でしてくれたり、
地域にあるケア・センターで幅広いサービスを受けることが
できます。このようなシステムはイギリスも同様とか。
たぶん、この分野での日本の公的サービスのレベルは、先進国
中最低で、途上国に近いと思います。これも出生率低下の一因
でしょう。
ちなみに、イギリスやオーストラリアではほとんどの医療保険で
入院時の費用は100%カバーされます。