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1・29NHK衛星1で放送された「NHKBSニュース50」は、児童相談所の職員に対する暴力などが急増していると次のように報じた。
虐待を受けた子供達の処遇をめぐって、子供達の親や家族から、殴るなどの暴行を受けたり、脅迫されたりする件数が急増している。
《暴力及び脅迫の件数》
平成10年 25件
平成11年 80件
平成12年 111件
平成13年 半年で136件
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※ 「朝日新聞」の記事を添付するが、暴行や脅迫をしている人たちの言い分も聞いてみたいと思う。
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児童相談所職員の被害急増、虐待児の親が暴行 [朝日新聞]
虐待を受けた子どもを保護したり、親を指導したりする児童相談所職員への親などからの暴行や脅迫が急増していることが28日、日本子ども家庭総合研究所(東京都港区)の調査でわかった。01年度上半期だけで136件あり、前年度の2倍以上にのぼる。児童相談所への加害や妨害などの全国調査は初めて。00年に児童虐待防止法が施行された後、子どもの保護を優先して、親と対立する児童相談所の姿が浮き彫りになった。
調査は01年10月から11月にかけて、児童相談所を所管する59の都道府県と政令指定市に98年度から01年度9月末までに受けた暴行や脅迫の発生件数や内容を聞いた。全国の175カ所の児童相談所のうち128カ所のデータが得られた。
01年4月からの6カ月間に起こった児童相談所に対する親などからの暴行や脅迫は136件。00年度の年間の事件件数111件を半年で上回った。98年度は25件、99年度は80件で、児童虐待防止法が施行される前後から急上昇している。
加害者は実父が約46%、実母が約44%。事件が起こるのは、一時保護時が約14%、保護中が約37%と、一時保護にかかわる事件が半分以上で最も多い。次いで、施設入所措置中が約18%、任意調査のときが約13%と続く。場所は児童相談所内が約7割を占め、子どもの家庭も14%。暴力や脅迫の対象は約9割が児童福祉司だった。
暴力や脅迫の内容(複数回答)は、「バカ野郎」などの暴言が3分の2のケースで起こっており、「殺してやる」「お前の子どもを殺してやる」などの脅迫も2割以上。殴られたり、ネクタイで絞め上げられたりなどの暴行、自殺のほのめかしがそれぞれ約13%で、けられて壁に穴が開いたり、ガラスが割れたりする建物などの破壊も約5%で起こっていた。
暴行や脅迫で精神的な被害を受けた人は半数近くで、負傷したケースも11件あった。しかし、事件後に警察への被害届を出したり、親へ不服申し立てを促したりするなど何らかの対応をしたのは1割程度で、ほとんどは何もしていなかった。公務災害の手続きは5件しかとられなかった。(08:37)