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(回答先: 「ゆりかもめ」駅で消火用ホース箱爆発…東京・有明 投稿者 読売新聞 日時 2002 年 7 月 24 日 22:33:27)
東京都江東区にある新交通システム「ゆりかもめ」の国際展示場正門駅で消火用ホースの格納箱が爆発した事件で、警視庁は26日夜、群馬県高崎市に住む私立高校2年の男子生徒(16)を爆発物取締罰則違反容疑で逮捕した。調べに対し、「ロケットや爆発物に興味があって、試してみたかった」と話しているという。
捜査1課と深川署の調べでは、男子生徒は23日午後1時50分ごろ、同駅と東京国際展示場(東京ビッグサイト)などをつなぐ連絡通路の壁際にある金属製の格納箱に、手製の時限式爆発物を仕掛け、翌24日午前1時40分ごろに爆発させた疑い。高さ約1メートル、幅約80センチ、奥行き約30センチの格納箱は内部の底の部分が壊れ、扉が約6メートル先まで吹き飛んだ。
爆発物は22日に自宅で作ったという。台所用タイマーと導線、シールはがし用スプレーの缶を使い、ロケット花火の火薬に薬品を混ぜ、豆電球を割り、乾電池やリード線を使って起爆装置にした。火薬の量はロケット花火の4、5本分だったという。
男子生徒は23日にビッグサイトであった「進路説明会」に友人と一緒に参加。その際、12時間後に爆発するようタイマーを設定し、リュックサックに入れていた爆発物を取り出して格納箱の中に仕掛けたという。高校が用意したバスの出発時間が約10分後に迫っていて、あわてて設置したという。
男子生徒は埼玉県内の私立高校に通っている。調では、小学生のころから化学関係の本を読んでいたという。母親と2人暮らしで、調べに対し、「ぼくがやったことにまちがいありません。格納箱の扉が開く程度の威力と思っていた。24日昼のニュースを見て、扉が吹き飛んだことを知りびっくりした」と話しているという。
今春、自宅近くの河川敷で試作した爆発物を爆発させる実験をした。このときは火花が噴き上がっただけだったという。
警視庁はこの男子生徒の知人から寄せられた情報や防犯ビデオに映った男の映像をもとに、割り出した。26日、自宅から任意同行を求め、深川署で逮捕した。
爆発当時は最終電車が出た後で、駅は閉鎖されていて無人で、けが人はなかった。(00:31)