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重信長女の“授業”にイスラエルが抗議
藤沢市立小学校でアラブの事情を話す
昨年12月、神奈川県藤沢市の市立小学校が、日本赤軍最高幹部で殺人未遂罪などで公判中の重信房子被告(56)の長女メイさん(28)=写真=を招いて授業をしたため、在日イスラエル大使館が「一方に偏した政治メッセージであり、遺憾」との抗議文を同小に送ったことが24日、分かった。同市教育委員会は「授業内容に問題はなかった」としている。
関係者によると、6年1組担任の男性教諭(56)が「総合学習の時間」にメイさんを呼び、アラブの実情や料理を紹介する内容の授業を企画。12月15日、メイさんが校長や保護者立ち会いの下、スライドを映しながら説明、その後、児童と一緒にアラブ料理を作った。
イスラエル大使館が一等書記官名で送った抗議文は「(この事実を)保護者から知らされた。パレスチナ問題は政治性を帯びたテーマ。スライドの中には戦車に石を投げる子供のものがあり、一方に偏した露骨な政治メッセージになる。公立小学校、しかも相互理解を本分とする教育の場では遺憾である」と指摘。校長の回答を求めている。
総合学習は新年度から正式スタートする教科。各学校で試行が進められており、同教諭もこれまで沖縄の実情や料理を紹介する授業をしたという。
藤沢市教委は「校長は授業を許可する際、政治的なことは入れるなと担当教諭に注意している。実際の内容も、『憎しみからは何も生まれない。平和が大事』という観点からの授業で、問題ないと考える」としている。
ZAKZAK 2002/01/24
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_01/3t2002012407.html