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石原都知事、2期目再出馬へ−。東京都の石原慎太郎都知事が来年4月に行われる都知事選に再出馬する意向であることが8日、分かった。朝日新聞のインタビューに応じ、「もともと2期やるつもりでいた」と発言。だが、混迷する政局に永田町では石原待望論が根強く、電光石火が得意技の石原都知事からは当分目が離せそうにない。
「もともと僕は2期やるつもりでいましたから。2期やらなかったら何もできないと思ったから。それはいまだに変わりません」
来年4月22日に任期満了を迎える石原都知事は同紙とのインタビューでこう明言し、続投への意向を表明した。
また、その際の政党支持には「あんまり政党色は出ないほうがいい。僕は透明でやってきてるんだから」と述べた。
だが、1期目の達成感には、「このごろみんないうじゃない。『どこどこから日本を変える』とか。しかし、まず国会から日本を変えなきゃだめだよなあ」と思わせぶりな発言も…。
さらに、「国が遅いから、だんだん隔靴掻痒の感じはする」と国へのいらだちをにじませつつ、「国会の中にいてガンガン言ったほうがいいのか。でも東京にいてこそできることがあると思うし、知事を1回やれば、そのあとの4年間はもっと能率があがってくるんじゃない」と、微妙な心の揺れも感じさせた。
同紙が先月、都内の有権者を対象に行った世論調査で、「国会議員に戻って首相を目指してほしい」とした人が18%だったのに対し、6割以上が「知事を続けてほしい」と回答。機を見るに敏な石原都知事だけに、決意のウラにはこの結果もありそうだ。
実際、先月末には小泉首相が抵抗勢力を排除するため衆院を解散・総選挙に打って出て、新たな枠組みで第2次小泉内閣を発足させるとの構想に「都知事という身分で入閣してもいい」などと仰天発言。
注目される石原新党にも「ケ・セラ・セラ(なるようになる)」「奇襲するぞといって奇襲するバカはいない」と色気をにじませている。
また、都庁内部では「知事はもう都政に飽きている」(都庁幹部)との声も強く、今後の政局次第では決断が覆る可能性は十分にありそうだ。