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神奈川県・江の島沖で今年1月、「不審な男が上陸した」とのうその目撃情報が寄せられ、海上保安庁などが大がかりな捜索を行った事件で、同県警外事課と藤沢署は7日、通報者の神奈川県伊勢原市八幡台、無職鳥井信一容疑者(42)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。
調べによると、鳥井容疑者は1月6日夜、同庁横浜海上保安部に「ウエットスーツを着た5、6人の男が泳ぎ着き、セーターなどに着替えた後、立ち去った」と虚偽の通報をし、同庁に捜索を行わせ、パトロールや出動待機など、同庁本来の業務を妨害した疑い。
調べに対し、鳥井容疑者は「仕事もなく、なんで自分だけ不幸なのかと思ったら、世間を騒がせたくなった。(虚偽通報は)昨年末の不審船銃撃事件を報じるニュースを見て思いついた」と供述しているという。
この虚偽通報で、第三管区海上保安本部は1月6日夜から7日夕にかけて、巡視船など6隻とヘリコプターなど3隻を出動させた。
県警は当初、鳥井容疑者を軽犯罪法違反(虚偽申告)で書類送検する方針だったが、「悪質で社会的な反響が大きい」として同容疑で立件した。(読売新聞)
[5月7日11時52分更新]