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千葉県警市原署生活安全課の男性署員が昨年12月、ひったくり事件の証拠品をごみ袋に入れて保管していたため別の職員がごみと勘違いして一部を廃棄、4件の事件のうち2件の立件が見送られていたことが1日、わかった。県警監察官室は同日までに、この署員と上司数人を処分した。
同県警によると、同県市原市で昨年12月25日夜、バイクの少年らによるひったくり事件が発生。同署員が現場近くにいた14歳の少年2人と13歳の少年1人に事情聴取したところ、3人は犯行を認め、余罪3件も自供した。
その後、同署は3人の供述などに基づき、被害者の財布や通帳など26点を証拠品として押収。事件を担当した男性署員が署内にあったごみ袋に入れ、自分の机の脇に置いた。
ところが、同月28日朝、署内の掃除をしていた女性職員が証拠品とは知らずにごみ袋を回収、21点を捨ててしまったため、証拠品が紛失した2件は立件できなくなったという。証拠品がある2件については、少年らを窃盗容疑で書類送検するなどした。
男性署員は「たまたま都合がよかったので入れてしまった」などと話しているという。同署は「証拠品の管理を徹底し、2度とこのようなことがないようにしたい」とコメントしている。
(5月2日03:06)