(回答先: 金丸信の失脚の真相 投稿者 デスラー総統 日時 2002 年 4 月 15 日 21:03:14)
金丸はともかく、最近の加藤、鈴木、辻元などのスキャンダル暴露はマクロに見れば、米共和党政権の東アジア戦略の再編の一環でしょう。親中国、親北朝鮮の政治家を、利権屋とイデオロギー屋を問わず一掃しようとしているのでしょう。コンドリーサ・ライスやアーミテージあたりが筋書きを書いている、と思います。今日の「空耳の丘」に同様の趣旨の投稿「ブッシュ政権の対日戦略」(政治評論家の森田実氏の文章)が載っていますのでご参考に。
ただし、小生は、ブッシユ(別名ダブヤ)政権がどのような対中国政策を考えているのか、いまひとつ分かりません。わが国では、伝統的な「中国嫌い」感情もあってか、宮崎正弘氏や産経の古森氏ら大半の自称「チャイナ・ウォッチャー」が「中国の経済成長はいずれ挫折する」と言いつづけていますが゜、大前研一氏は最近、「中国経済は成長し続ける」という本を出しました。2020年には、国民1人当たり所得でも、中国は日本を抜く、との見方も強まっています。米国が中国をどうハンドリングするつもりなのか、まさか、軍事力を誇示しての「瀬戸際政策」は北朝鮮とはケタ外れの中国には採れないでしょうが、台湾問題もあり、また、対イスラム圏対応も含めて、ダブヤ一派は何を考え、一方、北京首脳はどんな世界戦略を考えているのか、よく分かりません。中国問題に詳しい方のアドバイスをよろしくお願いします。佐々木敏さん、鋭い洞察をよろしく。
なお、小泉首相について、ライスがダブヤに「期待外れだが、自民党の政治家で唯一、日本の闇社会や北朝鮮、韓国、台湾、中国などの利権外交にからめとられていないので、しばらくこの”ライオン丸”を支えるしかない」とアドバイスした、という話もあります。