1 02/13 01:47 読: 茨城で震度5弱、研究炉が自動停止
読売新聞ニュース速報
12日午後10時44分ごろ、関東地方から東北地方を中心に東日本の広い範囲で
地震があり、茨城県の金砂郷(かなさごう)町と桂村で震度5弱を観測したほか、水
戸市や福島県いわき市などで震度4を記録した。気象庁によると、震源は茨城県沖で、
震源の深さは約40キロ、マグニチュードは5・5と推定される。
この地震で、交通機関にも一部影響が出た。JR東日本仙台支社によると、地震発
生直後から、東北新幹線は宇都宮―郡山駅間で、東北線は白河―安積永盛駅間で、い
ずれも点検のため列車の運行を一時見合わせた。また、福島県内の東北道と磐越道は
地震発生直後から時速50キロに規制された。
また、茨城県に入った連絡によると、同県東海村の日本原子力研究所東海研究所の
研究炉「JRR―3」が自動停止した。
文部科学省によると、同炉は、地下1階の地震計が震度4相当の加速度を感知する
と、自動停止する仕組みになっている。
放射性物質放出などの監視データには異常がなく、原研は、環境への影響や従業員
の被ばくがないことを確認し、13日午前零時15分に運転を再開した。
[2002-02-13-01:47]
2 02/13 01:26 朝: 小学校の窓ガラスなど割れる 茨城県沖地震
朝日新聞ニュース速報
警察庁に入った連絡では、茨城県沖を震源とする12日夜の地震で、茨城県桂村の小
学校の体育館で窓ガラスが割れるなどの被害があった。また、東海村の日本原子力研究
所にある試験研究用の原子炉(JRR3)が地震を感知して自動停止したが、13日午
前0時15分に再起動した。環境への影響は出ていない。
[2002-02-13-01:26]