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エルニーニョ現象による大雪と極度の気温低下に見舞われているペルー南部で、これまでに少なくとも22人が死亡した。
同国当局が15日明らかにした。
当局者は数日前、アンデス地方のプーノ県で南半球では異例の氷点下20度に達したとしていた。
死者の多くは抵抗力が弱い子どもや高齢者。山岳地帯の厳しい気候の中で生活している住民にも呼吸器系障害の症状を訴える人が相次ぎ、手当てを受けている。
当局者によると、被害は家屋約1万6000棟、住民約4万4000人に及んでいる。
先週末には救援活動視察のため、トレド大統領が同県を訪問。政府は南部一帯に緊急事態宣言を発令し、毛布や食料、テントなどの援助物資をヘリコプターで搬送している。