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アンデス山脈に新しい活火山 衛星データ解析で
2002.07.11
Web posted at: 15:40 JST
- AP
南米大陸を縦断するアンデス山脈に4つの活火山が新たに
見つかった。カリフォルニア工科大学の研究者らが、
欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた人工衛星の1992─
2000年データを解析し、英科学誌「ネイチャー」の最新号
に発表した。
今回新しく活火山と認められた1つは、ペルー南部の標高
6025mのウワルカウワルカ山で、近くに人口2万の町が
ある。この火山は、2000年に噴火したサバンカヤ火山
(標高5976m)と同じ火山脈にある。他に、ボリビアの
ウツルンク山(標高6008m)、アルゼンチンのロブレド・
カルデラ(標高4400m)、アルゼンチンとチリの国境に
ある火山が活火山の可能性が高い。
これら4つの火山は、これまで休火山と考えられていたが、
衛星による地形調査の結果、マグマ活動による地形変化が確認
できたという。アンデス山脈には火山が900余りあり、
うち50が活火山だと考えられている。