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(回答先: 浅間山 臨時火山情報受け入山禁止 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 6 月 22 日 19:40:35)
群馬、長野両県にまたがる浅間山で火山性地震が急増し気象庁が臨時火山情報を出したことを受け、地元自治体は22日、防災担当部署の職員が情報収集を始め、登山口のある長野県側の自治体は入山禁止を呼び掛けた。
長野県軽井沢町など長野側3市町は登山口に入山禁止の看板を設置、長野県警がパトカーで巡回し入山者がいないかどうかのチェックを始めた。
群馬県側の長野原町など2町村でも職員が情報集めに動きだし、群馬県警は「災害警備連絡室」を設置した。
【浅間山】
群馬、長野両県にまたがる複合成層火山。有史以降はすべて山頂から噴火。ブルカノ式と呼ばれる爆発型の噴火が特徴で、火砕流が発生しやすい。「天明の大噴火」と呼ばれる1783年の噴火では、火砕流や溶岩流が発生し、多くの被害をもたらした。昭和以降は比較的小規模な噴火を繰り返しているが、1947年には噴石で11人の登山客が死亡した。最近の噴火は90年7月で、一部で降灰が確認されただけで被害はなかった。